動画編集

動画編集案件の取り方・探し方4選|案件獲得のためのコツも解説

こんにちは、松木です。

「動画編集で仕事を取れるようになりたいけど、どうやって案件を取ればいいのか分からない」

「案件を継続的に受注するコツや、リピート率を高める方法を知りたい」

そう思っていませんか?

 

動画編集に取り組む方は今後もどんどん増えていくと思いますが、多くの方がぶつかる壁が「案件獲得」です。

この記事では、動画編集の仕事の取り方や、案件を受注するためのコツを具体的にご紹介していきたいと思います。

 

本サイトのコンセプトは「動画編集×Webマーケティングで月収100万円を目指そう」というものなんですが、動画編集の案件を安定的に受注できる土台ができていないと、次のステップに進むのは難しいです。

お客さんとの接点を増やし、Webマーケティングを活かした新しいステージに進むためにも、仕事の取り方はぜひ押さえておいてください。

 

この記事を読んでいただければ、仮にあなたがまだ案件獲得をしたことがなかったとしても、数ヶ月後には案件を獲得できる状態を目指せます。

動画編集の仕事の取り方

まずは代表的な動画編集の仕事の取り方を4つご紹介します。
これまでに私が全て実践し、実際に案件が獲得できた方法です。

①クラウドソーシングで営業する
②知人から紹介を受ける
③SNSやブログ経由で受注する
④企業に直営業する

①クラウドソーシングで営業する

まず一番おすすめの方法が「クラウドソーシングを利用すること」になります。

クラウドソーシングとは、案件を依頼したい人や企業と、案件を探している人や企業をマッチングするプラットフォームのことですね。

私がよく利用していたプラットフォームは「クラウドワークス」と「ランサーズ」というプラットフォームです。

 

動画編集の案件もかなり掲載されており、執筆時点でランサーズを覗いてみたら18,000件以上の案件募集がありました。

このようにクラウドソーシングに登録しておけば、動画編集案件を簡単に探すことが可能です。
自分で新規の開拓先を探す必要がないのはかなり大きいですね。

 

注意点としては、案件数が多いぶん競合も多く、他の方法で案件を受注する場合に比べて単価が安めに設定されていることが多いです。

 

経験者向けの高単価案件の募集はかなり少ないため、動画編集だけで安定した収入を実現したいという方はクラウドソーシングだけでの案件では難しいかもしれません。

とはいえ、クラウドソーシングは案件が豊富にあるため、まだ経験が少ない人の最初のステップとしてはかなりオススメです。

オススメ

クラウドワークス:日本最大手のクラウドソーシングサイト
ランサーズ:同じく日本最大手。動画編集の案件はクラウドワークスより多い

②知人から紹介を受ける

知人から紹介を受けることも、案件獲得に非常に有効な手段になります。

私自身は人脈が広くないので、この方法はほとんど使えませんでしたが。笑

知人にYoutubeチャンネルを運営している方や、映像制作会社やWebマーケティング企業に勤めているという方がいれば、一度声をかけてみるのも良いと思います。

そういった会社は動画編集案件を抱えていることが多いので、大きなチャンスになるかもしれません。(その分、高い編集力を求められるケースが多いですが。)

私が過去に実践した時は、結婚式場に勤めていた知人に声をかけ、結婚式用のムービーを必要としている人を繋いでもらって案件化していました。

知人からの紹介はお客さんとの直契約になることが多く、クラウドソーシングのような仲介手数料がかからないため、高単価での案件受注が期待できます。

③SNSやブログ経由で受注する

TwitterやYouTubeなどのSNSや、ブログで情報を発信することで案件受注に繋がるケースもあります。

SNSのフォロワーが多い人にはかなり良い方法で、発信力が高ければこちらから積極的に営業しなくても、向こうからオファーが来ることも多いです。
一度軌道に乗れば、案件が自然と舞い込む状態をつくることも可能です。

 

私はそこまでフォロワーが多くなかったので、Twitterで気になる人に直接DMを送って仕事を獲得していました。

当時DMを送るのはかなり勇気が必要でしたが、今でも一緒にお仕事をさせてもらっているお客さんはTwitter経由で受注した方が多いです。

SNSやブログを育てるのはかなり大変ですが、その分資産性があるため、どんどん楽になる可能性を秘めた案件獲得の方法です。

④企業に直営業する

これはかなりハードルが高い方法ですが、営業が得意、または苦手意識がない方は、「動画編集案件でお手伝いできることはありませんか?」と、企業に直接営業をかけることもおすすめです。

特に地方の映像制作会社は、案件はたくさんあるのに肝心の人手が足りていないことが多いので、こういった企業と上手く繋がることが出来れば、安定的に案件を獲得することも可能です。

その分難易度はかなり高く、営業に慣れている人でないと成功確率は低めです。

直接営業をする時は、直接電話をかけたり、企業のHPにある問い合わせフォームから営業文を送ったりする方法が多いですが、ほとんどの場合まともに相手にされません。

営業電話だと分かれば、相手はすぐに電話を切ろうとしますし、問い合わせフォームから送ったメールは98%は返信がないという世界です。

なので、心が折れない精神力が必要です。笑

私が直接営業する時は、地方の広告代理店を中心にメールで営業していました。

以前、中古車業界で働いていた経験があるので営業にはそこそこ自信があったんですが、飛び込み営業とテレアポが嫌いだったので、メールでの営業に絞って実践していたんですね。

運良く、自宅近くにあった広告代理店2社と繋がることができ、今でもすごくお世話になっています。

直接営業は大変ですが、企業と直接契約となるため単価も高めになりますし、代理店と繋がることができれば、個人では受注できない大きな仕事に携わる機会も増えるので、自分のポートフォリオも充実していきます。

営業に自信があるという方は、くれぐれも心が折れない程度に直接営業にもチャレンジしてみてください。

動画編集の仕事を受注するコツ

次に動画編集の案件受注率を高めるコツを紹介します。結論、受注率を高めるコツは以下の4つです。

①Adobeソフトを利用する
②ポートフォリオに力を入れる(1番重要!)
③営業文を工夫する
④ジャンルを絞り込む

①Adobeソフトを利用する

1つ目は、Adobeソフトを利用することになります。

Adobeソフトを使っているかどうかなんてクライアントには関係ないように思えますが、私の経験上、絶対にAdobeを使ったほうがいいなと感じているのでご紹介させていただきます。

主な理由としては、編集ソフトを指定されるケースが多いことが挙げられます。

先ほど紹介したクラウドソーシングで案件獲得をする際にも、応募条件に「Adobeソフト必須」と書かれていることが多く、Adobeじゃないとそもそも応募できないなんてことも。

また、動画編集者のつながりができてくると、同じ編集者の方から案件をお願いされるケースも増えてくるんですが、その場合もやはりAdobeソフトでやり取りされることが多いです。

すでにAdobeソフトで編集しているという方が多いとは思いますが、まだ使っていないという方は、機会損失を生まないためにもAdobeソフトを使用するのがオススメです。

②ポートフォリオに力を入れる(1番重要!)

案件を獲得するために、個人的に1番重要だと思っているポイントがポートフォリオに力を入れることです。

案件獲得の情報を見ていると、営業先の選定のコツや、営業文にこだわるなど、営業面に力を入れるようなアドバイスが多い気がしていますが、1番大切なのはその人の実力を表す「ポートフォリオ」だと思っています。

どんなに営業力が素晴らしくても、肝心の実力が伴っていなければ、良い関係を継続するのは難しいからです。

 

この記事を執筆する数日前にもランサーズで動画編集案件の募集をして、40人以上の方から応募をいただいたんですが、残念ながら一緒に仕事がしたいなと思える人は2〜3人しかいませんでした

応募してくださった方は、どなたも誠実で、きちんと対応してくれそうな方ばかりだったんですが、実績として掲載されている動画が求めているレベルに達していなかったんですね。

実績のレベルが低いと判断したら、発注者は絶対に仕事を依頼しません。

 

営業力を鍛える前に、まずはしっかりと制作物のクオリティを引き上げることを最優先に考えてみてください。

③営業文を工夫する

次は営業文についてです。

私はこれまで営業文を何度もリライトしてきました。
おそらく20回は変えたと思います。

何度もリライトして出した結論は、「極力シンプルな営業文でOK」です。

先ほどもお伝えしたように、肝心なのは実績となる動画のクオリティなので、営業文にどれだけこだわっても、実績の動画のレベルが低ければ営業文は読まれません。

なので、シンプルな営業文でOKというわけです。

下記は私が使っている営業文のサンプルになるので、よかったら参考にしてみてください。

営業分の例(コピペOKです)

はじめまして。〇〇(あなたの名前)と申します。
ご依頼内容を拝見し、応募いたしました。

【私のスキル・実績】
動画編集歴◯年です。主にYouTubeの動画作成を得意としています。
過去に制作した動画は以下の通りです。
(URL1)
(URL2)
(URL3)

【ご要望事項について】
ご要望事項を2つ拝見したため、回答します。
・納期を守れる方
→2営業日以内に納品します。
・継続的に発注できる方
→フリーランスとして活動しているため、柔軟な対応が可能です。

【ご依頼内容のサンプル動画】
ご依頼内容について、以下のサンプル動画を作成しました。
(URL)

【自己PR】
以下のTwitterやYoutubeにて発信活動を行なっています。
作成動画も掲載しているため、ご確認いただけますと幸いです。
(TwitterアカウントURL)
(YouTubeアカウントURL)

④ジャンルを絞り込む

最後はジャンルの絞り込みになります。

YouTube動画でいうところの、ビジネス系やエンタメ系など、自分が得意なジャンルに絞って営業をしようということですね。

これは発注者側の目線で考えるとわかりやすいんですが、例えば「女性のメイクアップ動画」の編集者を探していたとして、実績にメイクアップ動画やそれに近い内容の動画が掲載されていなかった場合、基本的にその方には発注しないと思います。

実際に契約したあとに、どんな動画が送られてくるのかイメージがわかないと、発注者側も怖くてなかなか発注できないからです。

なので、自分が得意なジャンルの中で、1番自信のある動画を実績にして営業をしてみてください。

闇雲に営業を進めていくよりも、グッと確度が高まるはずです。

まとめ

今回は、動画編集の仕事の取り方とコツを解説しました。

特に動画編集は、最初の案件を受注して納品するまでが一番大きな壁となります。

裏を返せば、ここさえクリアできれば安定的に動画編集案件を獲得するのは難しくないということです。

これから月収100万円といった目標に取り組むときも、実績をつけて案件を獲得していく力は必須なので、今回お話しした基本を大切に取り組んでみてください。

 

あとは、まず挑戦してみること。

 

動画編集に関する相談を受けていると、「もし案件が取れてしまったらどうしよう」と不安になっている方が意外と多いことに気付かされました。

多くの方が、はじめの一歩を踏み出すのを怖がっているんですね。

最初は誰でも怖いものですが、実際に行動してみないことには何も始まりませんし、意外とやってみたらなんとかなります。

私の実体験なので間違いありません。

まだ行動できていないという人は、まずは行動することを大切に、はじめの一歩を踏み出してみてください。